フトアゴ王国

フトアゴヒゲトカゲの観察・考察、研究解説。少しでも参考になればうれしいです◎

フトアゴヒゲトカゲ(ベビー)の飼育に必要なもの・金額

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今回はフトアゴヒゲトカゲ(ベビー)を飼育するときに、

必要なものを紹介していきたいと思います!

 

[目次]

1.ケージ類

2.ライト類

3.床材

4.水、餌、エサ入れ

5.その他

7.金額

 

 

まず、フトアゴヒゲトカゲのベビーを飼育するときに

「絶対に必要なもの」は、ケージ、ライト、床材、あとは餌です。

 

1.ケージ類

フトアゴヒゲトカゲのベビーのケージは最低幅40cm・奥行20cmあるもの

で飼育できますが、成長が速いためもう少し大きいケージにしたほうがいいです。

わたしは幅60cm・奥行30cm・高さ35cmのものを使っています。

最終的にはアダルトになると、幅60~90cm・奥行45cm以上のケージが必要になりますが、大きすぎるとケージが暖まらないことがあるので、大きすぎるのもよくないです。

 

わたしが使っているケージです。

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これと同じくらいのケージを他に紹介しています。

フトアゴヒゲトカゲ(ベビー)のケージの比較 - フトアゴヒゲトカゲの研究日記

2.ライト類

主に必要なライトの種類は3つです。

保温ライト、紫外線ライト、バスキングライトです。

 

①保温ライト(赤外線ライト)

ケージ全体をあたためるためのライトです。

 

②紫外線ライト(UVBライト)

フトアゴヒゲトカゲは本来オーストラリアの砂漠に近い地域に住んでいるトカゲです。

そのため紫外線を浴びる必要があります。紫外線を浴びることによってビタミンDを生成します。

ちなみに、紫外線にはUVBとUVA、(UVCは地球に届かない)などがあります。

UVAは、脱皮促進や食欲促進の効果がありますが、ケージに絶対設置するのはUVBライトです。

 

ライトは設置しますが、やはり一番いいのは本当の太陽の光です。

適度に日光浴をさせてあげましょう。

わたしは週1で2時間を目安にしています。

個人的にはライトは足りない光を補っている感覚です。

※UVAは多少ガラスを通過できるみたいですが、UVBはガラスを通過できません。網戸か、窓を開けてください。

 

③バスキングライト

バスキングライトは一点を集中的に温めるライトです。

 

紫外線ライトとバスキングライトはセットになっているものもあります。

また、保温球は集中光型のものがあります。ケージ全体も温められるし、

一点も暖かくできるというものです。(バスキングライトの代わりになります。)

今私が使っているのは、集中光型の保温球と紫外線ライトの2つです。

 

3.床材

植物天然素材のもの、砂、ペットシーツなどがあります。

わたしは最初どれがいいかわからなかったので、店員さんに勧められた

植物天然素材のものを使いました。今も使っていますが特に問題はありません。

フトアゴヒゲトカゲは穴を掘る習性があるので、エサ入れに粒が入ってしまうことはあります。

色々調べてみると、ペットシーツをおすすめしている人が多い印象でした。

ベビーの誤飲なども防げます。

 

4.水、餌、エサ入れ

ベビーはスポイドなどで、水を定期的に飲ませましょう。

口にちょこんと水滴を乗せてあげたら飲みます。

フトアゴヒゲトカゲは野生では「止まった水」をみることがほとんどなく、動いている水しか認識できません。(アダルトになると、解る個体もいるそうです。)

個人的には水入れは湿度をあげたいときには役に立ちますが、ベビーがそこから水を飲むことはあまりないと思っています。

 

餌はコオロギ、デュビアなどの昆虫が中心です。

わたしはベビーの時からエサ入れに野菜(小松菜、豆苗など)を入れていました。

野菜から水分がとれるからです。うちのえだまめはもとから野菜を少し食べてくれていたので安心でした。

 

また、フトアゴヒゲトカゲはカルシウム不足になりやすいので、

餌にカルシウムを添加してあげましょう。

ここまでがわたしがフトアゴベビーをお迎えするときに、

店員さんに言われて購入したものです。

 

5.その他

「絶対に必要なもの」に加えて、わたしがあったほうがいいと思って

購入したものです。

 

・流木

・石

サーモスタット

 

この3つです。

 

・流木

フトアゴヒゲトカゲは半樹上性のトカゲです。

高いところに上りたくなります。あると落ち着くみたいです。

 

・石

煉瓦など置いている人もよくみます。

バスキングライトの下に置いておくと、

暖まるので、フトアゴがお腹も温められます。

ちなみにわたしが使っている石は川から拾ってきたものを

使っています。

 

サーモスタット

温度を勝手に調節してくれるものです。

例えば、26℃と設定すると、26℃を下回った場合はライトが付き、

それより上がると、ライトが消えるという仕組みになっています。

また、性能によりますが、紫外線ライトなどを決まった時間に付け、消灯できるものもあります。わたしが使っているのはこのタイプです。

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7.金額

最後に、全部揃えたら一体いくらくらいになるのか、、、

※アマゾンで計算してみます。

ケージ(12.100円)

集光型保温球(1.155円)

紫外線ライト(1.827円)

 床材(2.000円)

エサ入れ(110円)・・・百均で大丈夫です。

スポイド(110円)・・・百均で大丈夫です。

カルシウム(368円)

流木(3.000円くらい)

サーモスタット(7.300円)

 

合計で、約30.000円(27.860円)!!!

フトアゴヒゲトカゲベビーはだいたい20.000円です。

 

なので、多く見積もって50.000円あれば、十分な設備を整えて、

フトアゴを飼育できます◎

 

また、餌代ですが、コオロギMサイズを1匹10円だとして、

毎日4匹食べたとすると、1ヶ月で1200円ほど食費がかかります。

 

 

ぜひ検討してみてください。