フトアゴヒゲトカゲの生態
今回はフトアゴヒゲトカゲはどんな生き物なのか、、、
生態を紹介していきます。
まず、学名はpogona vitticepsといいます。
分類は、有鱗目トカゲ亜目アガマ科アゴヒゲトカゲ属になります。
オーストラリアの固有種で中央部の乾燥しているところで生活しています。
半樹上性、昼行性のトカゲです。
大人になると45cmほどになります。
社会性があるとされていて、最近では体色でコミュニケーションをとっているのではないかと言われています。
オスはボビングという首を上下に振る行動をします。繁殖期(求愛)や怒っているときにします。メス(子供の時はオス、メスもする)はアームウェービングという腕をくるくると回す行動をします。これは挨拶や相手に敵意がないよと伝えるときします。
この写真はえだまめに鏡を見せたときのものです。ほかの個体だと思い、アームウェービングをしています。
また、フトアゴヒゲトカゲは怒るとのどを膨らませたり、のどを黒くします。
しかし、、、えだまめはしっぽの先が黒くなります。。。
しっぽが黒くなるのはストレスや血行がよくない、内臓が悪いという理由もあるようなのですが、一時的になっていたので、イライラしていたり怒っていたのかなと思います。
他に興味深いのは、フトアゴヒゲトカゲは野生下では性転換するということです。
メスがオスになったりします。
フトアゴヒゲトカゲは交尾をして約25日で産卵し、60日ほどで孵化します。
孵化した時に22℃~32℃だと性染色体で遺伝的に性別は決まるが、
それ以外の温度で高温だとメスになります。
まだまだフトアゴヒゲトカゲは謎だらけです。。