フトアゴヒゲトカゲの体色変化の仕組み
今回は「フトアゴヒゲトカゲが体の色を変える仕組み」について考察していきたいと思います。
フトアゴヒゲトカゲは怒った時など、
喉を黒くさせます。
では、なぜ色を変えることができるのでしょうか?とっても不思議ですよね!
まず、体の色を変えられる動物として、有名なのがタコ、イカ、カメレオンなどが挙げられます。体の色を変える目的として、敵から身を守るために周りの色と同じにする(保護色)こと、(カメレオンだと、光の吸収率を変えるために、暑い時は青白くなり、寒いと暗い色になったりします。)また、メスの気を引きたい、などが挙げられます。
カメレオンの七変化、秘密は皮膚の小さな結晶 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
この記事から、
生物が色を変えられる方法は2つあり、
色素を使うか(例:人間の日焼けなど)、光を反射する結晶構造を持つか、ですがカメレオンは後者です。
細胞の構造が2層になっており、虹色素胞という色素細胞の伸縮で色が変わっているそうです。
色素細胞は、黒色素胞、赤色素胞、黄色素胞、白色素胞、青色素胞、虹色素胞など、6種類あります。
ちなみに、イカ、タコ、カメレオンは神経で体色変化をコントロールでき、カエルなど、基本的に爬虫類や両生類ははホルモンでコントロールしているので、前者は早いが、後者はゆっくりと変化するみたいです。
今のところ分かっている
フトアゴヒゲトカゲの体色変化は、
温度と怒った時です。
フトアゴヒゲトカゲもこのように体色変化をさせていることが分かりました。
以上です!!