ニホンヤモリの飼い方
とっても身近にいる「ニホンヤモリ」ですが、家で飼うことも出来ます。
個人的には野生で育った個体を飼育するのは抵抗がありますが、
もし飼う機会があれば参考にしてください◎
[目次]
- ニホンヤモリってどんな生き物なの?
- 飼育に必要なもの
- 日常のお世話
1.ニホンヤモリってどんな生き物なの?
本州、四国、九州、対馬、屋久島、朝鮮半島南部、中国東部に生息しているヤモリです。
分類は、爬虫網・有鱗目・ヤモリ科・ヤモリ属・ニホンヤモリです。
全長は約14cm。乾燥系樹上性のヤモリです。自切の機能があり、再生もする種類です。
学名は”Gekko japonicus"でニホンヤモリともいいますが、平安時代くらいに中国から来たものとされています。
完全な都市型のヤモリで、民家でみられるのはほとんどがニホンヤモリです。
電球に集まった小さな虫を食べて生きています。
寿命は3~4年程度です。
移動性はあまりなく、気に入った場所にいます。
雨戸など、環境が良いと卵を産み付け、どの世代も使われる。
※お腹に卵を抱えている個体や、弱っている個体は話してあげましょう。
※もし卵を産んだらはがそうとしないでください。卵がかえったら幼体は逃がしてあげましょう。
2.飼育に必要なもの
次の5つのものです。
・ケージ
・床材
・シェルター
・水入れ
・餌
です。
・ケージ
ホームセンターなどで売っている虫かごで大丈夫です。
逃げる隙間がないものを選んでください。
・床材
キッチンペーパーがいいです。普段砂があるところにはいないので、敷かなくて大丈夫です。
・シェルター
身近なものだと、トイレットペーパーの芯が丁度いいです。
・水入れ
小さい入れ物やペットボトルのキャップでも水がいれらるものを念のため置いておきましょう。
・餌
ニホンヤモリの餌は昆虫やクモです。ハエの幼虫などを成虫にしてビタミンやカルシウムを添加して与えるか、小さなコオロギを買って与えましょう。
3.日常のお世話
温度は25℃前後にしてあげましょう。直射日光はだめです。冬場は寒すぎる場所にはケージを置かずに、温度差があまりないところに置いてあげてください。冬は代謝がさがるので、水だけ与えるので大丈夫です。または、長期間飼育するなどのときは、保温ライトを購入して25℃に保ってください。保温ライトを設置する場合、虫かごなどでは買えません。爬虫類用のケージが必要だと思います。
乾燥系のトカゲですが、数日おきには、霧吹きをしてあげてください。体に直接かけるのはやめてください。壁にかかった水を飲みます。
大切に飼育してあげてください。