【高知県】足摺海洋館「SATOUMI」
高知県にある「SATOUMI」水族館です。
[目次]
- SATOUMI水族館について
- 生体の紹介
- フォトギャラリー
1.SATOUMI水族館について
入場料:おとな1200円、こども600円
年パス:おとな1700円、こども850円
開館時間:9:00〜17:00
☆休館日はないそうです。
どんな水族館?:高知県の土佐清水市の竜串湾の生き物を中心に展示しています。また、土佐清水市には足摺岬というところがあり、そこの生態系の生物も展示されています。うみがめが近くで見れたり、ウミウシのコーナーがあったりととても綺麗で雰囲気も楽しめる水族館だと思います。
2.生体の紹介
☆アカウミガメ・アオウミガメ☆
違い:アカウミガメやアオウミガメは絶滅危惧種に登録されています。アカウミガメは見た目が少し暖色で甲長が70〜90cmほどです。アオウミガメは80〜100cmほどです。アオウミガメは見た目ではなく、脂肪が青いのでアオウミガメというそうです。また、頭部が大きいのが特徴で、英名のloggerheadは馬鹿でかい頭という意味があります。頭の鱗模様が2つなのがアオウミガメ、頭の鱗模様が5つに見えるのがアカウミガメです。また、アオウミガメは甲羅が丸っこく、アカウミガメは甲羅の尻尾の方が尖っています。
アオウミガメ
分類:爬虫網・カメ目・ウミガメ科・アオウミガメ亜科・アオウミガメ属・アオウミガメ
分布:インド洋、大西洋、太平洋などの熱帯・亜熱帯
食べ物:海藻、藻類、クラゲ、海綿動物など(植物性食が強い)
※ビニール袋をクラゲと間違えて食べてしまう例が確認されている。
生態:80〜150個の卵を約4回ほどを陸に穴を掘って産む。45〜70日で孵化し、生後20〜25年で大人になる。
寿命:70~80年
☆高知県の桜浜、足摺、竜串の海岸はアカウミガメが産卵に来る砂浜がある。
分類:爬虫網・カメ目・ウミガメ科・アカウミガメ亜科・アカウミガメ属・アカウミガメ
分布:大西洋・太平洋・インド洋・地中海などの温帯や亜熱帯
食べ物:貝類、甲殻類など(動物植生が強い)
生態:70~150の卵を年に1~5回ほどを陸に穴を掘って産む。50~80日で孵化し、生後13~47年で大人になる。
寿命:70~80年
☆アオウミウシ(青海牛)☆
ウミウシは3000種以上確認されていて、日本近くでは500種ほど生息しています。またウミウシは雌雄同体です。ウミウシの中には葉緑体を取り入れて光合成をおこなうものもいます。
分類:軟体動物門・腹足網・直腹足亜網・異鰓上目・後鰓目・裸鰓亜目・ドーリス上科・イロウミウシ科・ヒプセロドーリス属・アオウミウシ
分布:本州、九州の浅い海、香港などの温帯
生態:3〜4cm。触覚で匂いを感じる。クロイソカイメンを食べる。産卵期は春から夏(5〜8月)で岩などに白いリボンのような卵を産む。
飼育:ウミウシの飼育は難しいらしいです。
寿命:長くて3年以下
3.フォトギャラリー
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