フトアゴ王国

フトアゴヒゲトカゲの観察・考察、研究解説。少しでも参考になればうれしいです◎

【中・高生向け】生物基礎~生物の多様性と共通性~

生物基礎~生物の多様性と共通性~

※オレンジ色の文字がポイントです。

現在の地球で、名前が付けられている生き物がどのくらいいるか知っていますか??

だいたい、190万種います。

え~~そんなにいるの~~~でも190万ってどのくらいの大きさの数字なのか

想像できますか??

 

ポケモンで比べてみましょう。

ソード・シールドシリーズの時点で、ポケモンの種類は898種類いるそうです。

 

この地球上でいる生物は、ポケモンの約2135倍です!!

 

まずよく使われている「」とは、生物の分類の基本的な単位です。

分類の単位は界➮門➮網➮目➮科➮属➮種になっています。

たとえば、、フトアゴヒゲトカゲだと!

動物界・脊椎動物門・爬虫類網・有鱗目・アガマ科アゴヒゲトカゲ属・フトアゴヒゲトカゲ

となります。

 

では、人間だと、、、(笑)

動物界・脊椎動物門・哺乳門・霊長目・ヒト科・ヒト属・ヒト

となります(笑)

 

現在、存在している脊椎動物の内訳はこんなかんじです。

 

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脊椎動物の現存種の概数

では、次に「進化」についてです。

生物の形質が世代を超えて受け継がれ、時間とともに変化していくことです。

進化は一朝一夕の話ではなく、数百万年、数千年もかけて、今の生物の形になっています。そう考えると、存在していること自体が素晴らしいですよね。

ポケモンも進化しますが一瞬ですね。)

 

例えば。。。

昔の馬!!!

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          ⇩これが。。。こうなって。。。

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          ⇩こうなるっ!!!!

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と、変化していくことです。

なんとなく、馬の形に近づいた、気が、しますね!!

このように、今生きている生物は昔から今の形ではなく、

環境などに応じて、変化してきました。

 

ダーウィンの直接の言葉ではないらしいのですが、

この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ。

という有名なフレーズがあります。

どんなに強い生き物でも、その時の環境に対応できないと生きてはいけません。

いつもの餌が減った時、気温がぐんっと上がった時。。。

対応できた種類だけが繁栄できます。

(これは野生動物だけではなく、人間社会にもあてはまることですね。。)

 

以上です!!!