【初心者】爬虫類の用語解説
今回は爬虫類を飼うときに出てくる、日常ではあまり使わない用語をまとめてみました。
(フトアゴヒゲトカゲ中心です♪)
- CB個体・WC個体
- ガットローディング
- ダスティング
- ハンドリング
- メンテナンス
- 温浴
- 床材
- シェルター
- サーモスタット
- 孵化器
- バスキング
- バスキングライト
- 保温ライト
- 紫外線ライト
- 暖突
- 拒食
- 強制給餌
- ヘミペニス
- クラッチ
- ブリーダー
1.CB個体・WC個体
CB個体▶︎飼育下で繁殖させた個体
WC個体▶︎野生で育った個体
CBはCaptive Bredの略です。Captiveとは捕虜、Bredは繁殖という意味です。Captive Bredは飼育下繁殖という意味になります。
WCはWild Caughtの略です。wildとは野生、caughtは捕まったという意味です。Wild Caughtはそのまま、野生の捕獲という意味になります。
2.ガットローディング
餌に新鮮な野菜を与えて、飼育している個体に与え、栄養価の高い食事をさせることです。例えば、新鮮な小松菜をコオロギに与えて、そのコオロギをすぐにフトアゴヒゲトカゲに与えると、小松菜も摂取したことになります。
ガットは腸という意味で、ローディングは荷物や積載という意味です。
3.ダスティング
ダスティングとは餌にカルシウム剤などを添加して与えることです。例えば、フトアゴヒゲトカゲにコオロギを与えるときのカルシウム剤を振りかけてあたえます。
4.ハンドリング
手に乗せて触れあうことです。
臆病な個体はストレスになるので、短めにしてあげてください。また、日頃の健康チェックにもなるのでメリットもあります。
5.メンテナンス
爬虫類の世話をさす用語で、水換えや掃除をすることです。
メンテナンスは維持や管理という意味です。
6.温浴
ぬるま湯につけることです。
体を温めたり、便秘や脱皮不全予防の時に行います。
7.床材
床に敷くものです。砂やペットシーツなどを指します。
8.シェルター
直訳すると避難所という意味です。
ケージ内の隠れる場所をシェルターと呼びます。
9.サーモスタット
温度の調節などをする機械です。
例えば、28℃と設定したら、28℃を下回ると電球がつき、28℃を上回ると電球が消えます。また、時間を設定して、設定した時間にライトの点灯・消灯ができるものもあります。
10.孵化器
卵を孵化させる装置です。温度と湿度を保ちます。水苔やバーミキュライトで応用も可能です。ちなみにハッチは孵化という意味です。
11.バスキング
日光浴や日向ぼっこという意味です。
ケージ内の温かくしている場所をバスキングスポットといいます。
12.バスキングライト
一点だけをあたためる、バスキングスポットを作るためのライトです。
紫外線ライトと併用のものもあります。
13.保温ライト
赤外線ライトとも呼ばれます。ケージ全体を温めるライトです。
14.紫外線ライト
紫外線を出すライトです。バスキングライトと併用しているものもあります。
15.暖突
赤外線によってケージ全体を温めるものです。天井に設置します。
16.拒食
生体がごはんを全く食べなくなることです。
17.強制給餌
拒食が長引いた時に無理やり餌を食べさせることです。ストレスがかかるのでやむ終えない場合にします。また、口に少し人工フードなどをつけて食用を促すことをアシスト給餌といいます。
18.ヘミペニス
生殖器のことで、普段は体の中に隠れている。
19.クラッチ
産卵の単位です。
例えばフトアゴヒゲトカゲは交尾後、1回の産卵で15〜32個の卵を1〜5回産みます。15個産んだとしたら、1クラッチで15個ということになります。
また、1回目を1クラッチ目、2回目を2クラッチ目などといいます。
ちなみに同じクラッチで生まれた兄弟をクラッチメイトといいますが、「クラッチメイト」ってなんか可愛くないですか?。。
20.ブリーダー
個体を繁殖させて売っているいる人のことです。Breedは繁殖という意味です。
以上です!!