フトアゴヒゲトカゲの紫外線ライトの種類
フトアゴヒゲトカゲは砂漠に似た乾燥した地帯に生息する生き物です。フトアゴヒゲトカゲは紫外線Bを浴びて、ビタミンDを生成してカルシウムを吸収しています。紫外線はフトアゴヒゲトカゲにとって非常に重要なものです。紫外線は英語でultravioletといい、略してUVと言われます。太陽光にはUVA、UVB,UVCという波長があり、UVAは脱皮や食欲促進の効果、UVBはビタミンDを生成する効果があります。UVCは地球には届いていません。
飼育下でも同じ温度や紫外線の量を用意しなければいけません。
ケージに設置するのはUVBのライトだけで基本的にはいいですが、定期的に日光浴をしてあげてください。本物の太陽光に勝るものはありません。
ライトには、
・保温ライト
・紫外線ライト
・バスキングライト
の3種類あります。
それぞれの役割は、
・保温ライト➮ケージ全体を温める。
・紫外線ライト➮紫外線(B)を出す。
・バスキングライト➮一点を集中的に温める。
という感じです。
今回はこの中でも、紫外線ライトについて詳しく紹介していきます。
(紫外線ライトとバスキングライトはセットになっているものもあります。)
紫外線ライトの種類は蛍光灯タイプや電球タイプなどがあります。
蛍光灯タイプは普通の直管型、電球タイプはスパイラル型やコンパクト型などがあります。また、メタハラといってメタルハライドランプといって、保温球、紫外線ライト、バスキングライトの働きをしてくれて、寿命が長い、とても人気なライトもあります。では評価が高い製品をみていきます。
・電球タイプ
・コンパクト型(水銀灯)
紫外線ライトとバスキングライトの併用のものです。
⇩80w
⇩125w
・コンパクト型(水銀灯)
⇩80w
⇩100w
・蛍光灯タイプ
⇩15w
⇩30w
⇩32w
⇩13w(UVAもでます)
⇩26w
・メタハラ
⇩50w
⇩70w(アマゾンでは現在3000円ほど値下げされていました)
※スパイラル型についてですが、コンパクトタイプの紫外線ライトはまともに紫外線が照射されているものはごく一部という声を聞きました。ケージ内の明るさが足りないと、瞳孔が開いたままになり、目にダメージを与えてしまうことがあるようで、紫外線ライト+可視光線ライトの使用を考えてみるといいかもしれません。(可視光線ライトとは太陽の光の色や明るさを演出するライトです。)また、フトアゴヒゲトカゲは、餌が鮮やかに見えると食欲がよくなりますが、暗いとよくないこともあるそうです。
まとめ
・一番のおすすめはメタハラ。
・スパイラル型はおすすめではない。
・暗いと思ったら可視光ライトの併用。
以上です!