フトアゴ王国

フトアゴヒゲトカゲの観察・考察、研究解説。少しでも参考になればうれしいです◎

【高知県】足摺海洋館「SATOUMI」

高知県にある「SATOUMI」水族館です。

 

[目次]

  1. SATOUMI水族館について
  2. 生体の紹介
  3. フォトギャラリー

 

1.SATOUMI水族館について

場所:高知県の最南端!土佐清水市にあります!

入場料:おとな1200円、こども600円

年パス:おとな1700円、こども850円

開館時間:9:00〜17:00

☆休館日はないそうです。

どんな水族館?:高知県土佐清水市の竜串湾の生き物を中心に展示しています。また、土佐清水市には足摺岬というところがあり、そこの生態系の生物も展示されています。うみがめが近くで見れたり、ウミウシのコーナーがあったりととても綺麗で雰囲気も楽しめる水族館だと思います。

 

2.生体の紹介

アカウミガメ・アオウミガメ☆

f:id:kurosawa07:20210301112043j:image

違い:アカウミガメやアオウミガメは絶滅危惧種に登録されています。アカウミガメは見た目が少し暖色で甲長が70〜90cmほどです。アオウミガメは80〜100cmほどです。アオウミガメは見た目ではなく、脂肪が青いのでアオウミガメというそうです。また、頭部が大きいのが特徴で、英名のloggerheadは馬鹿でかい頭という意味があります。頭の鱗模様が2つなのがアオウミガメ、頭の鱗模様が5つに見えるのがアカウミガメです。また、アオウミガメは甲羅が丸っこく、アカウミガメは甲羅の尻尾の方が尖っています。

アオウミガメ

分類:爬虫網・カメ目・ウミガメ科・アオウミガメ亜科・アオウミガメ属・アオウミガメ

分布:インド洋、大西洋、太平洋などの熱帯・亜熱帯

食べ物:海藻、藻類、クラゲ、海綿動物など(植物性食が強い)

※ビニール袋をクラゲと間違えて食べてしまう例が確認されている。

生態:80〜150個の卵を約4回ほどを陸に穴を掘って産む。45〜70日で孵化し、生後20〜25年で大人になる。

寿命:70~80年

高知県の桜浜、足摺、竜串の海岸はアカウミガメが産卵に来る砂浜がある。

アカウミガメ

分類:爬虫網・カメ目・ウミガメ科・アカウミガメ亜科・アカウミガメ属・アカウミガメ

分布:大西洋・太平洋・インド洋・地中海などの温帯や亜熱帯

食べ物:貝類、甲殻類など(動物植生が強い)

生態:70~150の卵を年に1~5回ほどを陸に穴を掘って産む。50~80日で孵化し、生後13~47年で大人になる。

寿命:70~80年

アオウミウシ(青海牛)☆

f:id:kurosawa07:20210301234138p:plain

ウミウシは3000種以上確認されていて、日本近くでは500種ほど生息しています。またウミウシは雌雄同体です。ウミウシの中には葉緑体を取り入れて光合成をおこなうものもいます。

分類:軟体動物門・腹足網・直腹足亜網・異鰓上目・後鰓目・裸鰓亜目・ドーリス上科・イロウミウシ科・ヒプセロドーリス属・アオウミウシ

分布:本州、九州の浅い海、香港などの温帯

生態:3〜4cm。触覚で匂いを感じる。クロイソカイメンを食べる。産卵期は春から夏(5〜8月)で岩などに白いリボンのような卵を産む。

飼育:ウミウシの飼育は難しいらしいです。

 寿命:長くて3年以下

3.フォトギャラリー

f:id:kurosawa07:20210301111927j:image
f:id:kurosawa07:20210301112031j:image
f:id:kurosawa07:20210301111910j:image
f:id:kurosawa07:20210301112047j:image
f:id:kurosawa07:20210301112055j:image
f:id:kurosawa07:20210301111906j:image
f:id:kurosawa07:20210301112043j:image
f:id:kurosawa07:20210301111931j:image

↑上から下を覗くスタイル!!

 


f:id:kurosawa07:20210301111918j:image
f:id:kurosawa07:20210301111902j:image
f:id:kurosawa07:20210301111854j:image
f:id:kurosawa07:20210301111858j:image
f:id:kurosawa07:20210301111923j:image
f:id:kurosawa07:20210301112035j:image
f:id:kurosawa07:20210301112038j:image
f:id:kurosawa07:20210301112051j:image
f:id:kurosawa07:20210301111913j:image

f:id:kurosawa07:20210301113549j:image
f:id:kurosawa07:20210301113545j:image

【香川県】(ゴールドタワー・ソラキン)

香川県の宇多津町のゴールドタワーという商業施設のなかに

「ソラキン」というところがあります。

インスタ映えする小さな水族館という感じです。

 

[目次]

  1. ソラキンとは
  2. 生き物紹介
  3. フォトギャラリー

 

1.ソラキンとは

・アクセス

宇多津駅から徒歩12分です。

四国水族館の隣です。

・料金

大人:1200円

子供:800円

・展示

基本的に「空金」なので、金魚の展示がメインです。3333匹いるみたいです。

・その他

ゴールドタワーの5F(127m)からは瀬戸大橋が見えます。

四国水族館も丸ごと上から見えます。

kurosawa07.hatenablog.com

 

2.生き物紹介

トランスルーセントグラスキャット

f:id:kurosawa07:20210228214952j:image

体が透けている魚です。トランスルーセントは半透明という意味です。

体長:8cmほど

分類:魚上網・硬骨魚網・ナマズ目・ナマズ科・クリプトプテルス属・トランスルーセントグラスキャットフィッシュ

分布:タイ、マレーシア

寿命:3~5年

生態:体調が悪くなると体が透明ではなく、白くなる。エビやワーム、昆虫を食べている。

飼育方法:1匹400円ほどで売られている。水温は24~27℃

飼育に必要なものは、水槽(8匹で60cm以上)、フィルター、ライト、砂、ヒーター、餌etc.

カクレクマノミ
f:id:kurosawa07:20210228215003j:image

映画「ファインディング・ニモ」のカクレクマノミです♪

体長:6~11cm

分類:条鯺網・スズキ目・ベラ亜目・スズメダイ科・クマノミ亜科・クマノミ属・カクレクマノミ

分布:インド太平洋~西部太平洋のサンゴ礁、沖縄など

寿命:10年ほど、またはそれ以上

生態:イソギンチャクと共生している。

(共生とは異種の生物がお互いの足りないところを補って生活すること。)

ここでは、クマノミがほかの捕食者から身を守るために、イソギンチャクはクマノミの食べ残しを食べるために、共生している。

カクレクマノミは性転換する。孵化すると、一番大きい個体がメスになって、次に大きい個体がオスになる。

飼育方法:1000円前後で売られている。水槽は水30L~60Lほど。30Lで一匹。水温は24~30℃。餌の頻度は毎日2,3回。

飼育に必要なものは、水槽、海水、フィルター、ライト、砂、ヒーター、餌etc.

3.フォトギャラリー
f:id:kurosawa07:20210228214949j:image
f:id:kurosawa07:20210228214956j:image
f:id:kurosawa07:20210228215014j:image
f:id:kurosawa07:20210228215010j:image
f:id:kurosawa07:20210228214959j:image
f:id:kurosawa07:20210228215006j:image

 

ケージ紹介(三晃商会さん)

今回、家で飼育しているフトアゴヒゲトカゲが生後4ヶ月ほどになり、

ケージを買い換えました。

 

わたしは三晃商会さんのパンテオンというケージのシリーズを使っていたので、

使用した感想などを書いていきます。

まず、三晃商会さんのケージのいいところは、同じ大きさでもGEXさんのケージよりも値段が安いというところだと思っています。

 

[目次]

  1. フトアゴヒゲトカゲ ベビーのケージ
  2. フトアゴヒゲトカゲアダルトのケージ
  3. その他

 

1.フトアゴヒゲトカゲベビーのケージ

フトアゴヒゲトカゲをベビーから飼育するときに使えるケージです。

 

ブラックとホワイトで値段が違います。。

・サイズ:幅60.5×奥行45.5×高さ45.0cm 重さ:13.4kg

・サイズ:幅60.5×奥行30.5×高さ35.5cm 重さ:9.2kg

わたしはホワイトの高さが35.5cmのほうを使っていました。

高さが低いと、紫外線ライトが個体に近すぎて片目を閉じたりしていました。

なので、ケージの蓋をあけて、ケージの外から紫外線ライトを設置していました。

もしくは、もっと明るくしてあげる必要があるのかなと思いました。(暗いと瞳孔がひらいて、紫外線がはいりすぎる。)

なので、大きさはどちらもOKですが、個人的には、高さが45.0cmのほうをおすすめします。

 

 2.フトアゴヒゲトカゲアダルトのケージ

 フトアゴヒゲトカゲが最終的に必要になるケージです。

 

 

・サイズ:幅90.5×奥行45.5×高さ45.0cm 重さ:20kg

非常に重いです。私は配達にしました。

 

3.その他

・サイズ:幅45.5×奥行30.5×高さ35.0cm 重さ:7.5kg

 ✩レオパやニシアフを飼育できる大きさです。

 

kurosawa07.hatenablog.com

kurosawa07.hatenablog.com

・サイズ:幅60.5×奥行30.5×高さ30.0cm 重さ:10.8kg

✩こちらもレオパやニシアフを飼育できる大きさです。

 

・サイズ:幅30.5×奥行30.5×高さ45.0cm 重さ:6.9kg

✩クレスを飼育できる大きさです。

kurosawa07.hatenablog.com

・サイズ:幅40.5×奥行35.5×高さ45.0cm 重さ:8.75kg

✩こちらもクレスを飼育できる大きさです。

 

参考になればうれしいです。

クレステッドゲッコーの飼い方

レオパやフトアゴと同じくらい人気の「クレステッドゲッコー」を紹介します。

 

[目次]

  1. クレステッドゲッコーの生態と分類
  2. 飼い方と必要な用品

 

1.クレステッドゲッコーの生態と分類

クレステッドゲッコーはクレス(愛称)と呼ばれています。「クレステッドゲッコー」というのは英名で、学名は「オウカンミカドヤモリ」、"Correlophus ciliatus"と言います。野生では、ニューカレドニア(オーストラリアの右斜め上)に生息している固有種で、森林に生息しています。また、絶滅危惧種に登録されています。全長は20cmほど、体重は45〜59gになり、寿命は7〜10年ほどです。自切の機能はありますが、再生尾は元の形ではなく球状の組織が作られます。基本的には夜行性ですが、日光浴も行うようです。詳しい生態は個体数が少ないためよくわかっていないのが現状です。

分類は、

爬虫網・有鱗目・ヤモリ科・イシヤモリ亜科・correlophus属・オウカンミカドヤモリ

です。

クレスは瞼がないので、舌で目を舐めます。

クレステッドゲッコーのクレストは突起という意味ですが、和名でもオウカンミカドヤモリといわれていて、王冠をかぶったような容姿をしていて非常に綺麗です。しかし、脱皮不全などがおこるとこの突起がなくなる可能性があります。

また、樹上棲のヤモリで、指先に「趾下薄板(しかはくばん)」というヒダをもっており、それで壁に張り付いています。壁チョロ系ヤモリです。

 

2.飼い方と必要な用品

まず必要な用品一覧です。

・ケージ

・床材

・温度湿度計

・ヒーター

・止まり木

・紫外線ライト

・餌・餌入れ

 

 では、詳しく見ていきます。

 

・ケージ

ケージの大きさは幅30×奥行30×高さ30~45cm以上のものが推奨されています。

樹上棲のヤモリなので立体運動を好みます。高さがあるケージがおすすめです。

⇩35.5×35.5×30.5cm

 ⇩45×45×60cm

・床材

ヤシガラや腐葉土は保湿力があるのがいいところですが、ヤシガラなどは誤飲の危険性があります。キッチンペーパーやペットシーツでも大丈夫です。粒が小さすぎる砂などはクレスの手についてしまって壁に上れなくなる可能性があります。

 

・温度湿度計

温度は25℃~32℃くらいの間を保ってください。

湿度については60前後がいいです。

高湿度に弱いです。乾燥もよくなく、幼体は乾燥に弱いです。

 

・ヒーター

保温器具は「暖突」という赤外線のパネルヒーターをケージの外側に貼ります。

 

・止まり木

立体活動ができる流木、コルクバーク、木の枝を置いてあげてください。

 

・紫外線ライト

紫外線ライトなどはなくても問題はないですが、弱めの紫外線ライトを設置します。

(野生では日光浴をすると確認されています。)

 

・餌・餌入れ

餌は人工フード、コオロギ、100%のりんご、ももジュースなどを食べます。

人工フードは、総合的なフード、昆虫向けのフード、果実向けのフードが売られています。粉末状のものを水で溶いて与えます。その時のエサ入れも用意してあげましょう。

給餌の頻度は週に2,3回ほどで、1回はカルシウムを添加して与えてください。また、週1くらいでコオロギを与えます。個体によって合わせてあげてください。

 

⇩マグネットで壁に引っ付く。

 

⇩吸盤で壁に引っ付く。

 

また、クレスは登る場所が少ないと頭を下にして壁に引っ付いて尻尾が曲がり、フロッピーテールと呼ばれるものになってしまうので気をつけてあげましょう。

 

以上です!!

【初心者】爬虫類の用語解説

今回は爬虫類を飼うときに出てくる、日常ではあまり使わない用語をまとめてみました。

(フトアゴヒゲトカゲ中心です♪)

 

  1. CB個体・WC個体
  2. ガットローディング
  3. ダスティング
  4. ハンドリング
  5. メンテナンス
  6. 温浴
  7. 床材
  8. シェルター
  9. サーモスタット
  10. 孵化器
  11. バスキング
  12. バスキングライト
  13. 保温ライト
  14. 紫外線ライト
  15. 暖突
  16. 拒食
  17. 強制給餌
  18. ヘミペニス
  19. クラッチ
  20. ブリーダー

 

1.CB個体・WC個体
CB個体▶︎飼育下で繁殖させた個体

WC個体▶︎野生で育った個体

CBはCaptive Bredの略です。Captiveとは捕虜、Bredは繁殖という意味です。Captive Bredは飼育下繁殖という意味になります。

WCはWild Caughtの略です。wildとは野生、caughtは捕まったという意味です。Wild Caughtはそのまま、野生の捕獲という意味になります。


2.ガットローディング

餌に新鮮な野菜を与えて、飼育している個体に与え、栄養価の高い食事をさせることです。例えば、新鮮な小松菜をコオロギに与えて、そのコオロギをすぐにフトアゴヒゲトカゲに与えると、小松菜も摂取したことになります。

ガットは腸という意味で、ローディングは荷物や積載という意味です。


3.ダスティング

ダスティングとは餌にカルシウム剤などを添加して与えることです。例えば、フトアゴヒゲトカゲにコオロギを与えるときのカルシウム剤を振りかけてあたえます。


4.ハンドリング

手に乗せて触れあうことです。

臆病な個体はストレスになるので、短めにしてあげてください。また、日頃の健康チェックにもなるのでメリットもあります。


5.メンテナンス

爬虫類の世話をさす用語で、水換えや掃除をすることです。

メンテナンスは維持や管理という意味です。


6.温浴

ぬるま湯につけることです。

体を温めたり、便秘や脱皮不全予防の時に行います。


7.床材

床に敷くものです。砂やペットシーツなどを指します。


8.シェルター

直訳すると避難所という意味です。

ケージ内の隠れる場所をシェルターと呼びます。

 

9.サーモスタット

温度の調節などをする機械です。

例えば、28℃と設定したら、28℃を下回ると電球がつき、28℃を上回ると電球が消えます。また、時間を設定して、設定した時間にライトの点灯・消灯ができるものもあります。


10.孵化器

卵を孵化させる装置です。温度と湿度を保ちます。水苔バーミキュライトで応用も可能です。ちなみにハッチは孵化という意味です。


11.バスキング

日光浴や日向ぼっこという意味です。

ケージ内の温かくしている場所をバスキングスポットといいます。


12.バスキングライト

一点だけをあたためる、バスキングスポットを作るためのライトです。

紫外線ライトと併用のものもあります。


13.保温ライト

赤外線ライトとも呼ばれます。ケージ全体を温めるライトです。


14.紫外線ライト

紫外線を出すライトです。バスキングライトと併用しているものもあります。


15.暖突

赤外線によってケージ全体を温めるものです。天井に設置します。


16.拒食

生体がごはんを全く食べなくなることです。


17.強制給餌

拒食が長引いた時に無理やり餌を食べさせることです。ストレスがかかるのでやむ終えない場合にします。また、口に少し人工フードなどをつけて食用を促すことをアシスト給餌といいます。


18.ヘミペニス

生殖器のことで、普段は体の中に隠れている。


19.クラッチ

産卵の単位です。

例えばフトアゴヒゲトカゲは交尾後、1回の産卵で15〜32個の卵を1〜5回産みます。15個産んだとしたら、1クラッチで15個ということになります。

また、1回目を1クラッチ目、2回目を2クラッチ目などといいます。

ちなみに同じクラッチで生まれた兄弟をクラッチメイトといいますが、「クラッチメイト」ってなんか可愛くないですか?。。

 

20.ブリーダー

個体を繁殖させて売っているいる人のことです。Breedは繁殖という意味です。

 

以上です!!

ニシアフリカトカゲモドキの飼い方

ヒョウモントカゲモドキのいいところ言えば、

飼いやすさ、馴れやすさ、だと思いますが、

ヒョウモントカゲモドキと並ぶくらいの人気のヤモリが

このニシアフリカトカゲモドキです。

 

[目次]

  1. ニシアフリカトカゲモドキの生態と分類
  2. レオパとニシアフはどう違うの??
  3. 必要な用品と飼い方

 

1.ニシアフトカゲモドキの生態と分類

ニシアフ(愛称)は西アフリカに生息しています。ファッションテールとも呼ばれているそうです。大人になると全長20cmほどになり体重は60g~80gです。自切と再生尾の機能を備えているヤモリです。WC個体はやや気難しい個体もおおいようですが、CB個体はおとなしいようです。野生化のオスは25cmも超える個体もいるようです。野生では湿度のある草原や森林に生息しています。夜行性です。2年ほどでしっかり成長し、寿命はだいたい10年ほどです。CBではオスが少ない傾向にある。

ニシアフの分類

➮爬虫網・有鱗目・トカゲ亜目・ヤモリ下目・ヤモリ科・トカゲモドキ亜科・フトアトカゲモドキ属・ニシアフリカトカゲモドキ

 

2.レオパとニシアフはどう違うの??

レオパとニシアフの違いは、

①分類面

レオパは

爬虫網・有鱗目・トカゲモドキ科・ヒョウモントカゲモドキ

です。

分類でも少しちがいます。

②性格

レオパのほうが人に馴れやすいです。

ニシアフはレオパほど陽気な感じではなく、シェルターなど、物陰にいることが多いです。

※結局個体によって違うので一概には言えない。

③容姿

ニシアフのほうが全体的にまるっこいです。

尻尾などがレオパに比べると短く、むっちりとした印象を受けます。

レオパは25cmになりますが、ニシアフはレオパよりは小柄です。

④飼育環境

レオパは乾燥した地域で温度差の大きい地域に住んでいます。

それにくらべてニシアフは森林や草原に住んでいるので、低温や乾燥に弱いです。あまり乾燥させると体調を崩してしまいます。

 

3.必要な用品と飼い方

まず、ニシアフを飼育するときに必要なものです。

・ケージ

・床材

・シェルター

・水入れ

・ヒーター

・温度湿度計

・餌

 

詳しく見ていきます。

・ケージ

30cm以上あるケージだと大丈夫なようですが、

45~60cmあるものがおすすめです。

百均のシューズボックスでもケージを作れます。

⇩幅30×奥行20×高さ15.5cm

⇩幅40×奥行30×高さ15.5cm

⇩幅31.6×奥行31.6×高さ19.2

 

・床材

ヤシガラやデザートソイルは保湿性が高くニシアフにあっているかなと思います。またはペットシーツです。ただヤシガラは誤飲の可能性があります。

・シェルター

ウェットシェルターは大きすぎるものよりも体がぴったりなもののほうが落ち着くようです。

・水入れ

必ず用意してあげてください。水入れの水に気付かない子は霧吹きなどで壁に水をかけてあげてください。また、水入れは湿度を保つのにも役立ちます。湿度を保つためにも、一日一回は霧吹きをしてあげましょう。

・ヒーター

ニシアフは26~30℃(湿度は60%ほど)を好みます。

どの生き物でもそうですが、暖かい場所と涼しい場所を作ってあげてください。クールスポットを25℃前後、ホットスポットを33度前後がいいです。

冬場などはパネル式ヒーターを敷きます。ヒーターはケージの1/3くらいの大きさになるように敷いてください。

 

 ・温度・湿度計

・餌

レオパと同様コオロギやデュビアなどの昆虫です。

 

ニシアフはレオパと似ていますが、分類や生息地、性格の傾向もちがうようです。ぜひ検討してみてくださいね。

 

レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)の飼い方

今回は「レオパードゲッコウ(ヒョウモントカゲモドキ)の飼い方」を紹介します。

 

[目次]

  1. レオパはどんないきものなの??
  2. 飼育に必要なもの&日常のお世話

1.レオパはどんないきものなの??

レオパ(愛称)はインド・アフガニスタン・イラン・パキスタンなどに生息するヤモリです。トカゲモドキと呼ばれているのは、ヤモリは普通瞼がなく、目を閉じることができないのに、レオパはトカゲのように目を閉じることができるため、そう呼ばれて言います。一度は進化の過程で瞼を失ったが、再び瞼を持ったという説もあります。だいたい全長25cmまで成長します。乾燥系地表性のヤモリです。自切はして、再生尾も作ることができます。ぽてぽてとした尻尾に栄養をためています。

 

「レオパ フリー画像」の画像検索結果

 

 

 2.飼育に必要なもの

レオパの飼育に必要なものは

・ケージ

・シェルター

・床材

・ヒーター

・餌

です。

レオパに飼育に必要なものはフトアゴヒゲトカゲに比べて断然少ないです。

レオパは夜行性の生き物なのでライトが必要ありません。

 

・ケージ

爬虫類飼育専用のアクリルケージで大丈夫です。

また、多頭飼いをしている方だと、100均のシューズケースに空気の穴をあけて

飼育している方もいらっしゃいます。

ケージの大きさは40~50cm以上あるものがゆとりがあっていいですが、30cmのものでも大丈夫みたいです。

 

 ⇩幅31.6×奥行31.6×高さ19.2cm

 

⇩幅30×奥行20×高さ15.5cm

 ⇩幅40×奥行30×高さ15.5cm

 

 

 

・シェルター

環境に馴れていない個体や、神経質な個体は隠れる場所がないとストレスを感じてしまいます。また、床の温度が高いと逃げる場所にもなるので、必ず置いてあげましょう。

 

・床材

ペットシーツや砂など。

 

・ヒーター

レオパは低温に弱いので暖かくしてあげましょう。

25~28℃に保ってあげてください。または、低温部を28℃、高音部を32℃にしてあげると体色がきれいにでるようです。夏場は高温に注意してあげてください。

※ヒーターはシェルターと被る場所にはおかないでください!蒸しぶろ状態になってしまいます。

 

・餌

コオロギがメインです。

生後1年までは毎日食べるだけ与えても大丈夫です。

または、生後半年を過ぎたころからは週に2,3回でも大丈夫です。

カルシウムを添加してピンセットで与えましょう。

また、水入れも置いてください。

レオパも同様に、小さいころは脱水に気を付けてください。